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安芸郡熊野町(あきぐんくまのちょう)は広島県安芸郡に含まれる町です。
人口約2万3千人ほどの熊野町は、広島県竹原市や江田島市と同じくらいの人口規模で、町としては府中町や海田町に続く3番目の人口を擁します。
中国地方で鉄道駅の無い市町村の中でもっとも人口が多い町でもあります。
筆の全国シェア1位を誇る熊野筆の産地として有名です。
熊野筆は経済産業大臣指定伝統的工芸品であり、産地組合として熊野筆事業協同組合が管理している団体商標です。
また呉市と広島市と隣接していることからそれぞれのベッドタウンとしての開発も進んでいます。
観光スポットとして有名な筆の里公房は、熊野筆の産地として筆をテーマとした博物館です。
安芸郡熊野町を出身地とする有名人も多く、日本の作曲家にして日本教育における器楽合奏の先駆者としても有名な坊田かずま氏をはじめ、太田プロダクションに所属していたお笑いコンビの猿岩石、プロのマジシャンとして知られる内田貴光氏も安芸郡熊野町出身です。
安芸郡熊野町には駅はありませんが、山陽新幹線が町内の地下を貫通しています。