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室戸市(むろとし)は高知県の東南にある人口約1万千人の市です。
室戸市は太平洋と面している室戸岬は1928年に国の名勝のひとつとして指定されている他、室戸阿南海岸国定公園にも指定されています。
サーフィンの名所としても知られていて、ホエールウォッチングも有名で、最近では海洋深層水でも知られます。
海洋深層水は深度200メートル以深の深海で、表層とは違う特徴がみられる海水のことを指します。
こうした海に面している地理を活用し、水産業も盛んに行われています。
室戸市の主な特産品は土佐文旦、早生栗、土佐備長炭や海洋深層水、ビワやヤマモモです。
しかし台風シーズンには台風の通過回数が多く、台風銀座のひとつとしても知られています。
さらに近年の室戸市は水産業が衰退しつつあり、人口が減少傾向にあるため過疎化が進み、高知県内でもっとも人口の少ない市に位置することが問題視されています。
室戸市には鉄道がないため、駅はありません。
1971年には阿佐線室戸駅の計画がありましたが、着工されないまま未成線となり現在まで路線はありません。