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赤磐市(あかいわし)は岡山県の中南部にある人口約4万人の市です。
南部エリアには住宅地があることから、岡山市のベッドタウンとして機能しています。
岡山県内の三大河川のひとつとして知られる吉井川が市の北東を流れており、岡山平野の北東に位置していますが、市域のほとんどは山林や丘陵となっています。
そうした地形から、果樹栽培が特に盛んに行われており、モモやマスカット、ピオーネが生産されています。
また有名企業の拠点としてはサッポロビールの岡山ワイナリーも赤磐市にあります。
赤磐市には熊山山上にある仏教遺跡として知られる熊山遺跡があり、国の史跡に指定されています。
熊山遺跡は基底部と3段の基壇で構成されている石積みの遺跡で、奈良時代の前期に建造されたのではないかとされています。
弥生時代よりも前、原始信仰が行われていた磐座(いわくら)の上に流紋岩を正方形に組み上げて作られています。
また他にも両宮山古墳(りょうぐうざんこふん)も国の史跡に指定されていて、備前地方では最大の規模を誇る前方後円墳として知られています。
赤磐市の駅はJR西日本の山陽本線 熊山駅です。