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南さつま市(みなみさつまし)は鹿児島県の薩摩半島西岸にある市で、太平洋戦争の末期に最後の特攻隊が出撃した場所とされる万世飛行場が吹上浜にあったことでも有名です。
砂丘を利用した砂の祭典や自転車に関連するイベントが開催されるなど、砂丘と自転車を活かす街づくりを推進していることでも知られています。
薩摩半島の南西の端に位置することから、東シナ海と面しており、市の北西部は日本三大砂丘のひとつ吹上浜があります。
南西部には美しいリアス式海岸があり、国の名勝に指定されている坊津の双剣石も有名です。
主な産業は農業と漁業で、薩摩切子というガラス工芸品や、らっきょう、キンカンなどが特産品です。
南さつま市には、現在鉄道が通っておらず、駅はありません。
以前は南薩鉄道万世線、鹿児島交通枕崎線、鹿児島交通知覧線などの鉄道が通っていましたが、それぞれ万世線は1962年に、枕崎線は1984年に、知覧線は1965年に廃止となっています。