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杵築市(きつきし)は大分県の北東部にある市で、人口は約2万8000人です。
大分市と別府湾をはさみ、北向かいに位置する杵築市は国東半島の南端にあります。
杵築市の南部は別府湾と面していて、南東には守江湾という小さな湾もあります。
速見郡日出町や別府市とは、以前は同じ速見郡だったこともあり文化も共有されている部分が多く、別杵速見(べっきはやみ)や別速杵(べっそっき)と呼ばれるほどかかわりの深い関係にあります。
しかし深い関係にあったはずの日出町との合併協議が決裂した過去もあるため、杵築市は日出町と合併していません。
杵築市の名所や観光地として知られる旧城下町は重要伝統建造物群保存地区に指定されており、侍屋敷や町家の続く景観は今も大切に当時の面影を残しています。
また大字本庄字七双子から大字溝井字野田にかけて残る古墳の数々は七双子古墳群として高い歴史的価値を誇っています。
杵築市の駅はJR九州の日豊本線 立石駅・中山香駅・杵築駅です。