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「トラックドライバー」とは、指定の荷物を目的地まで輸送する仕事のことです。
その種類は大まかに「大型」「中型」「小型」に分けられ、どのタイプを運転するかによって仕事内容や輸送距離が異なります。
中型トラックは大型と小型の中間に位置するトラックであり、全長12m以下で車両総重量が5t以上11t未満の車両を指しています。
小型トラックに比べて多くの貨物を運べるため、物資の運搬や引越し作業でも活躍する車両といえるでしょう。

中型トラックドライバーの仕事に就くためには「中型自動車免許」が必須となります。
2007年(平成19年)6月に、中型自動車免許は道路交通法によって区分が変更されました。
改正前は、普通自動車免許を取得していれば中型自動車も運転できましたが、新しい区分に変更されたため新たに中型自動車免許を取得しなければなりません。
中型免許の取得方法は、「指定自動車教習所へ通って技能卒業検定に合格する」もしくは「運転免許試験場で技能試験を直接受験する」という2つの方法があります。
後者はいわゆる、一発免許・一発試験という方法であり、基本は教習所に通って学習する必要があるといえるでしょう。
また、中型免許の取得条件として「満20歳以上」かつ「普通自動車免許・準中型免許または大型特殊免許取得者で、運転経験期間が2年経過している」ことが求められます。
業界未経験者で転職を希望されている方は、まず小型トラックドライバーから仕事に携わってみるのもいいかもしれません。