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ダンプ＝荷台を傾ける装置が付いた貨物自動車のことを指しており、このダンプカーを運転するドライバーのことを「ダンプドライバー」といいます。
荷台に、砂利・土砂などの荷物を乗せて建設現場に搬入したり、砂利生産工場から生コンやアスファルトといった資材を生産する工場へと搬入することが主な業務となります。
扱う荷物が砂利・土砂・生コン・アスファルトといったものであり、かつ一度に多くの量を運搬することから、ドライバー自身が荷物の手積みや積み下ろしをおこなうことはありません。
ただし、長距離の運搬をおこなうことが多いため体力を必要とし、指定された時間内に複数の現場に荷物を運ぶ必要性があることから、時間管理能力が問われる仕事といえるでしょう。
ダンプドライバーになるには、運転する車に合った運転免許が必要です。普通免許は5tまで、中型免許は11t未満、大型免許は11t以上の車を扱えるようになります(いずれも車両総重量)。
会社が求めるドライバーによって必要となる免許は異なりますが、多くの荷物を一度に運搬できる「大型免許」を取得している方が就職には有利となるでしょう。
また「大型特殊免許」や「車両系建築機械運転技能講習」、「不整地運搬車運転技能講習」などの資格を所持ていると優遇される場合もあります。
求められる資格は企業によって異なるため、詳細は求人情報をチェックしましょう。

「ダンプカー」はトラックのなかでも一際大きな荷台を搭載していることが特徴であり、このダンプカーを運転するドライバーを「ダンプドライバー」といいます。
令和2年におこなわれた国勢調査によると、全国のダンプドライバーの就業者数は1,445,820人であり、奈良県には12,170人のダンプドライバー就業者がいることが分かります。
関西圏にも数多くの事業所が存在し、奈良県内にも数多くの求人があるため、絞り込み検索などを活用して自身の希望に叶う就職先を見つけましょう。

ダンプドライバーの給与は、勤務する企業や地域、経験年数だけでなく、雇用形態によっても異なります。また、時給・日給・月給など支払い形態が異なることもあるでしょう。
時給の場合は相場が1,000～1,350円、日給の場合は9,000～18,000円、月給の場合は平均して20万〜35万円ほどとなっています。
加えて、残業手当などの各種手当が加算されることとなります。
また、ダンプカードライバーは「雨休み」というものもあります。雨が降っていても作業自体はおこなえるのですが、タイヤやボディに付着した泥によって道が汚れてしまう可能性があるため、運搬が中止になることがあるのです。
雨休み＝休みであり、時給制の場合は支払われないことが多くなります。
そのため、雨が多い季節などは給与が減少してしまう恐れがあるため、ダンプカードライバーを目指す方は注意が必要といえるでしょう。

ドライバーbizでは、ダンプドライバーに関する求人が多数掲載されています。
雇用形態や経験の有無はもちろん、福利厚生・年間休日など、さまざまな条件での絞り込み検索が可能であり、地域ごとに絞り込むこともできます。
希望に合った求人を検索できるため、自身のこだわりに合わせて納得のいく就職先を探してみましょう。