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整備士になるには、まず関連する機械(乗り物)を整備するためのスキルを身に付けること、そして技術の有無を証明するために関連する資格を取得する必要があります。
たとえば「自動車整備士」になるには、国家資格である「自動車整備士」を取得しなければいけません。
自動車整備士の資格には、一級・二級・三級・特殊の4つの等級が存在し、さらにガソリン・ディーゼル・シャシ・二輪といったように扱う車種によっても分かれています。
未取得の方は、まず単独での分解整備作業など自動車の一般的な整備をおこなう際に必要となる三級自動車整備士からの取得を目指してみるといいでしょう。
自動車検査員・整備主任者を希望する場合にも必要となります。
その後、資格を活かして実務経験を積みながら、二級の取得を目指しましょう。
二級自動車整備士の資格を取得できれば、ほとんどの整備を担当することが可能となります。

「整備士」とは、乗り物をはじめとした機械などの点検・整備をおこなう職種のことを指しています。
安全に機械を利用するには専門家による定期的なメンテナンスが必要不可欠であるため、原則として整備は関連する資格を保有している者がおこなうこととなります。
整備士には複数の種類がありますが、ここでは例として「自動車整備士」の就業者数をチェックしてみましょう。
厚生労働省が公開している情報によると、令和2年時の自動車整備士に属する就業者数は、全国で376,070人と発表されています。
そのうち、東京都には15,330人が就業しています。
関東圏にも数多くの事業所が存在し、23区内を除く東京都内にもさまざまな求人があるため、絞り込み検索などを活かして自身の希望に叶う就職先を見つけましょう。

自動車整備士の資格を取得する近道は「自動車整備士の専門学校に通うこと」です。
ただし、金銭的など何らかの理由で通学が困難な場合は「一定の実務経験を積むこと」でも受験資格を満たすことができます。
自動車整備士の専門学校に通わない場合は、まず3級自動車整備士の資格取得を目指しましょう。
高等学校のどの学科を卒業したかによって、必要な実務経験数が異なります。
●自動車科：卒業と同時に受験可能
●機械科：卒業後、6ヶ月の実務経験が必要
●その他：卒業後、1年間の実務経験が必要
3級取得後は、2年以上の実務経験を積む(その他の場合は3年間)ことで、2級の受験資格を満たすことができます。
(2級取得後は、さらに3年間の実務経験を積むことで、1級の受験資格を満たすことが可能)
専門学校に比べると取得までの道のりは長くなりますが、実務経験のみでも受験資格を満たす方法があるという点は把握しておいて損はないでしょう。

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