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バスガイド(バス乗務員)の活躍の場は「観光案内」です。
観光バスにお客様と一緒に乗車し、観光地や景色の見どころを説明したり、バス車内の雰囲気を盛り上げるためにレクリエーションなどをおこないます。
お客様にスムーズな案内・説明ができるように、会社が作成したテキストを用いて予習したり、道中や観光地の情報収集や確認など、丁寧な事前準備が欠かせません。
バスガイドと混同されがちな職業として「添乗員」(ツアーコンダクター)が挙げられます。
添乗員とは「オーダーメイド型旅行」といった団体旅行に同行し、あらかじめ決められたスケジュールに沿ってツアーを信仰できるよう旅程管理をおこなう職業のことです。
ただし、観光バスガイドは旅行の内容を変更することはできませんが、添乗員はルート変更などの調整ができます。
バスガイドになるために特別な資格は必要ありませんが、添乗員として働くには「国内旅程管理主任者」(海外も含める場合は、総合旅程管理主任者)の資格が必須となります。
また所属先も異なり、バスガイドはバス会社に所属し、添乗員は旅行会社や派遣会社に所属し、ツアー単位で仕事を依頼される機会が多いということが特徴に挙げられます。
それぞれで必要な資格や就職先・働き方が異なるため、注意しておきましょう。
バスガイド(バス乗務員)とは、日本各地の名所や史跡を巡る観光バスにお客様とともに乗車し、旅の案内や説明などをおこなう職業のことです。
厚生労働省が公開している「職業情報提供サイト jobtag」によると、令和2年時のバスガイドに属する就業者数は、全国で23,060人と発表されています。
そのうち、東京都には2,430人が就業しています。
関東圏にも数多くの事業所が存在し、23区内を除く東京都内にも数多くの求人があるため、絞り込み検索などを活用して自身の希望に叶う就職先を見つけましょう。
バスガイドになるために特別な資格は必要ありませんが、仕事に携わるうえで役立つ資格はあります。
その一つが、一般社団法人日本添乗サービス協会が主催している「国内旅程管理主任者」という検定です。
旅行会社が提供する「国内団体旅行に同乗する添乗員」が取得していなくてはならない資格であり、以下の受験資格が必要となります。
・旅行業者もしくは旅行代理業者に勤務または内定している
・添乗員派遣会社に所属+旅程管理業務を反復継続しておこなっている(または所属することが予定されている)
・「全国通訳案内士試験」または「地域通訳案内士試験」に合格し、都道府県へ通訳案内士業の登録をしている
バスガイドに必須というわけではありませんが、取得できれば添乗員としての活躍も期待できます。
仕事の幅を広げ、かつキャリアアップも目指せるため、取得しておいて損のない資格といえるでしょう。
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