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「トレーラー」とは、荷物を積む貨物車部分のことを指しています。エンジンなどは積まれておらず、トレーラー単独で稼働することはありません。
トレーラーを動かす(引っ張る)には「トラクタ」(けん引車)が別途必要となります(ヘッドと呼ばれることもある)。
一般的には「トレーラー=トラクタ+トレーラー」と認識している方が多いかもしれませんが、厳密には少し異なります。
トレーラーには「重量税が安い」「作業効率が向上する」「回転半径が小さい」といった特徴・メリットがあり、トラックと同じく物流業界を支える大事な役割を持っています。
船に乗せて運搬することもできるため、トラックでは運搬できない場所に運搬できることも特徴に挙げられるでしょう。
このトレーラーを動かす(=トレーラードライバーになる)ためには、トラクタの大きさに対応した「運転免許」と、トレーラーを連結して運転するための「けん引免許」が必要です。
一度に大量の荷物を輸送することから、基本的には「大型免許」が必要と考えておくといいでしょう。
物流業界は人々の生活に欠かせないものであり、今後も需要が衰えることは早々ありません。
将来性のある仕事として、トレーラードライバーへのキャリアアップや転職を目指してみるのもいいといえるでしょう。
「トレーラー」とは、荷物を積む貨物車部分のことを指しており、トラクタに連結しトレーラーを運搬するドライバーのことを「トレーラードライバー」といいます。
「トラック運送事業者数の推移」(国土交通省)によると、令和2年度時点のトラック運送事業者数は62,844と発表されており、新規参入事業者数は1,259となっています(単位:者)。
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トレーラーは、大きく「フルトレーラー」と「セミトレーラー」の2つに分けることができます。
フルトレーラーは、トレーラー荷重の多くがトレーラー自身にかかる構造となっていることが特徴に挙げられます。
セミトレーラーと違い前輪が付いており、前輪・後輪によって自重を支えることができます。
加えて、複数連結して運送できることも特徴の一つです。種類によって分けたり、搬送量が多いなどに便利といえるでしょう。
構造は「ドリー式(前輪にドリーと呼ばれる台車を取り付けたもの)」「センターアクスル式(トレーラーの中央に車軸が集められた構造のもの)」に分かれています。
フルトレーラー式は日本ではあまり見かけることはありませんが、連結を使うことで、セミトレーラー以上に一度に多くの荷物を運べることができるメリットといえます。
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