2020年から日本国内でも蔓延している新型コロナウイルス。
これによって経営状態が悪化した企業も数多く存在し、物流・運送業においても、経営破綻や失業者が増加しています。
しかし、生活を維持するためには“お金を稼ぐ=仕事をする”ことが必要不可欠です。
そして、人々が生活をする上で、物流・運送業の仕事はなくてはならない業種の一つでもあります。
実際、このような状況であっても、“影響を受けていないor増収している企業”も存在し、求人募集をかけている事業所だってあります。
物流・運送業は、運転免許などの資格こそ必要とするものの、未経験からでも仕事をスタートできる可能性がある求人が多く存在します。
しかし、だからこそ「仕事の探し方が分からない・分かりづらい」と感じる人も少なくありません。
そこで今回は、
- 「物流・運送業の現状」
- 「求人を探す際に気をつけること」
- 「物流・運送業に特化したオススメの求人サイト10選」
など、運送業の仕事探しの面に焦点を絞って、色々とご紹介していきたいと思います。
新型コロナによる影響は、どれほどのもの?
回復の兆しはあるのか?
結論から言うと、「一時期回復の兆しは見え始めていたのだが、度重なる緊急事態宣言により、回復が遠のいている」という感じです。
一言で“運送業”といっても様々な業態がありますが、例えば「トラック運送業界」に的を絞ってお話してみましょう。
「公益社団法人 全日本トラック協会」にて、トラック輸送業界の様々な情報を閲覧することができ、コロナに関する情報も掲載されています。
こちらの情報によると、トラック運送業界の景況判断指数は、2020年4月~6月が“-112.5”と大幅に落ち込んでしまったと言われています。
4月といえば、第1回目の緊急事態宣言が発令されていたタイミングです。
しかし、一旦の緊急事態宣言の解除により、工場の操業再開・輸出の回復・人の移動の活発化などの関係で経済活動が上向きとなり、7月~9月は“-91.7”にまで改善……その後も改善の見込みがありました。
……あったのですが……、2020年の後半から再び新型コロナ感染が拡大し、「Go To キャンペーン」は停止。挙げ句に2021年1月からは2度目の緊急事態宣言が発令……。
そして2021年5月から三度発令された緊急事態宣言(しかも延長)によって、物流関係の回復は非常に遠のきつつあります。
なぜ運送業者の仕事が減るのか?
「新型コロナや緊急事態宣言によって、なぜ運送業者の仕事が減るのか?」
答えは簡単、以下の2つが最たる原因です。
②顧客対象である“店舗や施設”が、営業自粛を余儀なくされているから
①の貿易に関する点ですが……。
海外からの輸出入といえば、新型コロナの影響で、まず中国からの資材輸入がストップしてしまいました。
「輸出入が停滞する=配送量が減るorなくなる=配送者側の仕事が減るorなくなる」ということであり、幅広い分野で配送量が大幅に減少し、企業によっては休車せざるを得ないケースも出てしまったのです。
こちらは、“特に海外との取引が多い、もしくは拡大に向けて動いていた”という事業所が、大きなダメージを受けた形となります。
そして、②はさらに深刻な問題であり、多くの運送業者の仕事が現在進行系で減っていると言えます。
当然ながら、コロナによる被害を受けているのは運送業だけではありません。
特に飲食店などの外食産業や観光業は、緊急事態宣言の休業要請によって営業を自粛せざるを得なくなっており、かなりの苦境に立たされています。
レストラン・居酒屋などの飲食店や、ホテル・旅館などの宿泊施設が休業するということは、本来運ぶはずだった食料や資材が不要となる(運べなくなる)ということであり、運送業者の仕事量も減ってしまうのです。
特に顕著なのは、「外食/観光/航空/旅行/建築/製造」などの業種を中心に、運送を行っていた事業所です。
運送業界は、固定費の比率が高く、減収により赤字に転じやすいと言われています。
このことから、特に経営基盤が弱い中・小・零細企業は大きなダメージを受け、経営危機に陥っているところも見受けられます。
ただし、だからといって、全ての運送業者の経営が悪化しているという訳ではありません。
影響を受けなかった業者の特徴
経営が悪化している運送業者が増加している中、そこまでコロナの影響を受けなかった業者も存在します。
例えば、「医療機関/食品/日用品/ネット通販」を事業とする会社と取引がある運送業者は、コロナの影響を受けにくい傾向にあります。
なぜなら、これらは“生きていく上で、必要不可欠なもの”だからです。
医療は、コロナはもちろんのこと、様々な病気や怪我の治療などでもお世話になるため、今の世の中に絶対になくてはならない重要な業界です。
そして、食品(飲料)や日用品も同じく、生きていく上で必ず必要となるものです。
実際、緊急事態宣言が発令され、百貨店などにも休業要請が出ていますが、その対象となるのは“食料品売場以外の売り場”です。
当然です。食料品や日用品を販売するコーナーまで閉鎖してしまえば、国民のライフラインの一つが失われてしまいます。
最後のネット通販ですが、コロナで外出自粛を余儀なくされている現状では、以前よりさらに需要が高まったサービスの一つと言えるでしょう。
(一時は、供給が需要に追いつかず、問題となる事態もあった)
ただし、ここまでにご紹介したのは、あくまで“影響を受けにくい傾向にある”というだけであり、上記に該当する資材を配送している会社でも、経営が悪化しているところは存在します。
結局のところ、「営業力」が重要となってくるのではないでしょうか。
運送業者に限らず、ほとんどの企業が、大なり小なりコロナによる影響を受けています。
しかし、苦境に立たされていたとしても、“状況に合わせて、臨機応変に対応できる力”を発揮できたところが、これからも長く生き残っていくと考えられます。
それは、中・小・零細企業であっても、大企業であっても同じことです。
運送業でいえば、「複数の業界と取引を持っている」であったり、「配送量が減ってしまった分を、医薬品・食品・日用品などの配送でカバーする」であったり……。
後は、「他社と差別化できる特徴があるか」も大切かと思います。
例えば、「食品の流通はなくならないのか!なら、それを新たな事業に加えよう!」という考えで事業を立ち上げたとします。
しかし、既に数多くの運送業者があるため、それら会社に打ち勝つには“他とは違う何か”を持っていないと、到底取り引きには結びつきません。
今を生き残っている・今だからこそ業績を上げているという企業は、こういった部分を徹底している……つまり「経営力のある会社」と言えるのかもしれません。
運送業の今後はどうなる?
需要がなくなることはない
結論から言うと、“物流・運送業という業種がなくなることはない”です。
物流とは、「人々の生活に密着しており、それを支えるもの」です。
2020年に新型コロナの感染が拡大した際、「普段ならすぐに手に入るものが、入手しにくくなるのではないか?」として、マスクやトイレットペーパーなどの買い占めが起こったことがあります。
この時のことを、鮮明に覚えている方も多いはずです。
つまり、それだけ消費者の生活は、“物流によって支えられている”といっても過言ではないのです。
そんな人々の生活に密着している仕事が、そう簡単になくなる訳はありません。
確かに、コロナの影響で仕事が激減し経営破綻した会社もありますが、だからといってすべての運送業者の仕事が激減した訳ではありません。
それに、コロナの問題が落ち着いてきたら、飲食業や観光業などの現在自粛を余儀なくされている業界も、再び活気づいて来るはずです。
その時、今を生き残っている運送業者は、さらに仕事量が増えていくかもしれません。
仮に、「ドライバーの仕事をしていたが、コロナの影響で失業した……。もう運送業の仕事には就かないほうがいいかな?」と考えている人がいらっしゃれば、諦めるのはまだ早いとも思います。
培ってきた経験・取得した資格を活かせる仕事はあるはずです。
様々な情報を集めて、自分に合った仕事を見つけてみてください。
現在、業務効率化などの対策が講じられている
コロナの影響によって、運送業界も様々な対策が講じられています。
例えば、以下のようなものが挙げられます。
- 調達先リスク管理
- 物流業務の効率化
- 「物流管理システム(LMS)」の導入による、需要・在庫管理の最適化
「売上を落とさないため」に。
それと同時に、「従業員一人ひとりの負担を増やさないため」に、とても重要なことです。
それぞれ、もう少し詳しくお話していきましょう。
調達先のリスク管理
前述でもお伝えしたように、現在は“いつ・どこの調達先が機能しなくなるか分からない”状態です。
仮に、調達先が一つしかない場合、その機能が停止した時点で事業は継続できなくなります。
それを防ぐために、“リスクを見える化”し、「どうすれば事業を継続できるか?」を考えるための管理を行っていく必要があるのです。
物流業務の効率化
コロナの影響で、廃業とまでは行かなくても経営が悪化している企業は数多く存在します。
売上が下がれば、その分少ない人員で稼働せざるを得ない場合もあります。
その時に問題となるのは、「人を減らすことによって、一人ひとりの仕事量が増加する」ことです。
仕事量が増加すれば、従業員のモチベーションに影響し、状況によっては離職の可能性だって有り得ます。
そうなったら、従業員側が困ることはもちろん、会社にとっても不利益となります。
現状、一人あたりの業務量が増加傾向にありますが(増加せざるをえない)、その分、業務フローの見直しや簡素化などを行い、従業員の負担を軽減する工夫が取られています。
「物流管理システム」の導入による、需要・在庫管理の最適化
「物流管理システム(LMS)」というのは、商品の入荷~消費者の手元に商品が届くまでの一連の業務プロセスを管理するシステムのことをいいます。
これは、「倉庫管理機能(WMS)」と、「配送管理機能(TMS)」の2つに分類されますが、これを活用することで、需要および在庫管理の最適化を行うことができるようになります。
例えば、コロナのような外部環境によって、人々の需要は大きく変化しました。
LMSを利用することで、こういった需要の変動に対応できるようになり、機会損失となる過剰な在庫を未然に防ぐことができるのです。
状況に対応できる力をつければ、今後も活躍できる
「運送業」という業界自体は、今後もなくなることはありません。
しかし、ここまでにお伝えしたように業界内の業務の効率化が進んでいくと、“必要とされる基準が高くなる”可能性はあるかもしれません。
それは、言い方を変えれば、「状況に対応できる力をつければ、今後も第一線で活躍できる可能性がある」ということでもあります。
運送業の世界も他業界の例に漏れず、着実に“AI化”が進んでいます。
今では、輸配送の効率化として、モビリティ業務最適化クラウドなどが導入されている企業もあります。
(AIによる走行ルートの最適化や、過去の走行ルートの改善などを行ってくれるシステムのこと)
こういったAIを使いこなせる人材になっていけば、今後も長く務めていくことができるかもしれません。
現状は、「未経験でも応募可能」という求人も見受けられます。
今のうちにこの業界に参入し、知識と経験をつけることで、業界にとってなくてはならない貴重な人材へと成長できるかもしれません。
求人を探す際に注意すること
人によっては、「運送会社=ブラックのイメージが強い……」という方もいらっしゃるかもしれません。
今は労働環境の改善に力を入れている企業も多いため、比較的ブラック企業と呼ばれる会社は減ってきてはいますが、それでも気をつけないと「ブラック企業に入社してしまった……」ということもあり得るかもしれません。
最終的には、“実際に入社してみないことには分からない”ではありますが、優良な企業や求人かどうかをある程度見分けられるポイントは存在します。
ここでは、そういった「入社前にチェックしておくべきポイント・注意点」について、ご紹介していきたいと思います。
「運送会社はブラック企業が多い」というのは事実なのか?
物流・運送業は、実に様々な職種が存在します。
トラックドライバー一つとっても、「中型トラック」や「大型トラック」など、車や運ぶ荷物の大きさによって職種が分かれます(2tドライバーや10tドライバーなど)。
他にも、タクシードライバーや引越し業者、倉庫管理であったり、貿易関係であったり……。
当然、それぞれで必要となる知識・技術・資格は異なります。
その中で、求人数としてもっとも多いのは「トラックドライバー」です。
そして、この“ドライバーの事故”が多発したことが社会問題となって、「トラックドライバー=ブラックな仕事というイメージがついた」と言われています。
トラックドライバーの仕事は、運転免許があれば誰でも職に就ける可能性があり、走れば走る分だけ稼げるという給与システムが人気の一つでした。
しかし、配送はドライバーのペースで自由に行えるものではありません。
- 夜間や早朝の配送
- 定められた時間内に荷物を届ける
- 長時間運転し続けなければいけない場合もある(稼ぎたいがために無理をする場合も)
配送……特にトラック業界は人手不足が問題にもなっており、”企業の指示”あるいは”自身の無茶な運転”によって、身体を壊してしまったり・睡眠不足のドライバーが増加、それによって事故が多発してしまったのです。
ただし、これはだいぶ前の話であり、現在は労働環境の改善に力を入れている運送会社は数多く存在します。
そのため、昔に比べて優良求人は探しやすくなっていると言えます。
注意すべきは「給与」と「勤務時間」!
運送業界の求人を探す際に、特に注意すべきなのは「給与」と「勤務時間」です。
この2つは、企業によって募集内容が様々であり、自分にあった条件を見つけていく必要があります。
それぞれ、細かくご紹介していきましょう。
「給与」について
雇用形態も募集している企業によって様々ですが、仮に正社員であっても給与の支払い方法は「月払い/週払い/日払い」など色々あります。
そして、この業界の給料は「基本給+歩合制」となることがほとんどです。
この時に注意したいのが、“基本給と歩合の比率”です。
「基本給が少なすぎて(歩合の割合が大きすぎて)、仕事を詰めこなくては生活ができない……」
どちらかというと、運送業は他の職種と比べて、“基本給が手薄になりがち”ではあります。
また、企業によっては“みなし残業代込みの給与設定”を設けているところもあります。
こういった点に注意しつつ、自分に合った給与形態・条件の仕事を見つけていく必要があります。
もし求人募集の確認中に気になった点があれば、企業に問い合わせをして詳細を確認しているのもいいかと思います。
尚、運送業の求人は、給与欄の月収幅が非常に幅広いのも特徴の一つです。
例えば「月収:200,000円~500,000円」など。
これは、すべての手当などが加算された場合の上限金額が記載されているだけであり、入社してすぐに最高月収付近の給与がもらえることはありません。
最高月給近くの給与をもらえるのは、一度も事故を起こしていないなどのベテランドライバー(一定条件をクリアした人)だけが得られるものであり、求人を探している時は“低い方の数値”を参考の目安としてください。
そして、お金に直結する点でもう一つ。
「罰則・ペナルティ」にも注意しておいてください。
ドライバーの仕事は、常に事故の危険と隣り合わせです。
例えどんなに安全運転を心掛けていても、何が起こるか分かりません。
そして、何か問題が起こった時に発生する保証は、企業によって様々です。
企業によっては“すべて自己責任”とされるところもあります。
この点も、企業に募集する前に、事前に確認しておくことをオススメします。
そして、“すべて自己責任”とする企業には、応募しない方が懸命かと思います。
「勤務時間」について
日中・夜間・早朝など、勤務時間も企業によって様々です。
また、決まった日程・時間帯に荷物を届ける必要があるとはいえ、取引先の都合や道が混んでいたりなどで仕事が長引いてしまうケースも度々あるため、“勤務時間が変動しやすい業種”ともいえます。
求人情報に記載されている通りの勤務時間にならないこともあり得るため、面接の際に(業務内容を含め)勤務時間のことも質問してみることをオススメします。
特に、「残業時間がどのくらい発生するのか?」や「その残業には手当がつくのか?(みなし残業となるかどうか)」などは、しっかりと確認しておくべきです。
「安全対策」はされているか?
給与の項目で「保証」について少しお話しましたが、「安全対策」についても注目しておくべきかと思います。
例えば、ドライバーの事故防止・安全対策として、車両に以下の安全装備が取り付けられているなどです。
- ドライブレコーダー
- デジタルタコグラフ
- バックモニター
安全対策については、もしかしたら求人情報の中には記載されていない場合もあります。
その時は、その会社のホームページを確認してみましょう。
安心・安全に対する取り組みは、従業員を大切にしている証であり、社会的信用を得るための大切なポイントです。
こういう取り組みを実践しているところは、その内容を具体的に記載しているところばかりです。
「安心・安全に気をつけています!」みたいな抽象的なものではなく、「具体的にどういう取り組みを行っているか?」が明確に記載されている企業を選ぶようにしましょう。
オススメは「大手企業から探していく」こと
「大手企業=絶対にホワイト」という訳ではありませんが、それでも大手企業から求人を探していくことは効果的ではあります。
その理由は、主に以下の3つが挙げられます。
◆働き方改革が進んでいる可能性が高い
◆倒産のリスクを抑え、安定して長く働ける可能性が高い
小・零細企業だと、どうしても“少ない人数で業務を回す可能性が高い”ですし、“福利厚生を充実できるだけの余力がない”という場合もあります。
※もちろん、全てがこれに当てはまる訳ではありません※
また、コロナの影響で経営の維持が難しい企業も増えていることから、大手企業から選んだ方がリスクは最小限に抑えられるかと思います。
ただし、求人条件を確認する際は、内容を細かくチェックするようにしてください。
なぜなら、“提携会社や大手企業の荷物を運んでいるだけ”の会社も存在するからです。
求人サイトに掲載されている求人情報の場合、企業情報まで細かく紹介しているところは少ないかと思います。
その場合は、企業のホームページも確認することです。
今後自分が務める会社となるかもしれませんので、募集条件だけに目を向けずに、その会社のこともキチンと知っておくことが大切かと思います。
運送業に特化したオススメ求人サイト10選!
職を探すとなると、真っ先にイメージが湧くのは、「ハローワーク」か「求人サイト」かと思います。
しかし、ハローワークはコロナの影響もあり行くことを躊躇う人もいるでしょうし、求人サイトはその数が非常に多く「どのサイトを参考にすれば分からない」という方もいらっしゃるでしょう。
そういった方は、「運送業に特化した求人サイト」を活用するのがオススメです。
以下に、運送業に特化したオススメの求人サイト10選をご紹介しますので、ぜひ仕事探しの参考にしてみてください。
第1位:ドライバーbiz
引用:ドライバーbiz
- サイトURL:https://drivers-job.biz/
登録している企業は約2万件あり、関東・東海・関西地方を中心に、日本全国の運送業界の求人情報が掲載されています。
各トラックドライバーだけでなく、運行管理・倉庫業・貿易関連など、様々な職種が掲載されているのもポイントです。
業界に特化していることから“条件の絞り込み”がしやすく、さらに“かなり細かい点まで情報の絞り込みができる”という点で、知りたい情報の確認がしやすいことが特徴の一つに挙げられます。
また、常に掲載情報が精査・更新されており、「求人情報」だけでなく「企業情報」まで細かく記載されています。
このことから、対応エリアや雇用形態・業種はもちろんのこと、“企業の特徴”や“求人のこだわり”など、自分が求めている企業や仕事の条件が探しやすくなっています。
- 豊富な条件の中から、自分に合った企業・仕事を選びたい
- じっくりと転職先を探したい
- 未経験でも募集できる仕事を見つけたい
- 資格や経験を活かせる仕事を選びたい
ドライバーbizは、こういった方々にオススメできるサイトです。
第2位:ドラEVER
引用:ドラEVER
- サイトURL:https://doraever.jp/
物流会社が立ち上げた、日本最大級のドライバー求人専門サイトです。
全国の求人+職種も幅広く掲載されており、会社紹介に画像や動画を使用していることから、その会社のことがイメージしやすくなっています。
また、スカウト機能も用意されており、会員登録することで企業から直接スカウトされる可能性もあります。
そして「運送業界お役立ちコラム」として、運送業に関する様々な情報も閲覧できるので、知識を広げるために役立てることも可能です。
第3位:Driver JOB
引用:Driver JOB
- サイトURL:https://driverjob.jp/
ドライバー専門の転職サイトであり、全国エリアに対応しています。
最大の特徴は、“全求人のうち約80%が非公開求人”という点です。
非公開求人とは、その名の通り“各転職サイトやホームページなどの、インターネット上に掲載されていない求人”のこと。
効率的な採用活動を行うためや、企業の事業戦略に直結していたりなどの理由で公開できない求人を多数扱っているため、自分が持っている資格や経験を活かせる好条件の求人を見つけやすいのがポイントです。
また、未経験歓迎の仕事も多くあり、LINE登録しておけば、企業からスカウトが届く可能性もあります。
第4位:トラックマンJOB
引用:トラックマンJOB
- サイトURL:https://truckman-job.com/
トラックドライバーのための求人情報サイトと謳っている通り、全国のトラックドライバーの求人が数多く掲載されています。
特徴としては、「8割以上が正社員の求人」であることと、「詳細な求人情報が記載されている」点でしょうか。
求人情報については、1日の業務の流れ・その企業で働く先輩たちの声・会社の安全への取り組みなど、かなり細かな情報が記載されています。
また、会員登録も可能で、登録条件にマッチする求人があれば、メールで届くようにもなっています。
仕事をしながら転職活動を行いやすいという点もポイントの一つです。
第5位:ドラコム.ネット
引用:ドラコム.ネット
- サイトURL:http://www.doracom.net/
物流企業の厳選求人のみを掲載した、ドライバー専門求人サイトとして、こちらも全国の様々なドライバーの求人が掲載されています。
サービス開設から10年以上の実績があり、豊富な検索機能で短時間に様々な情報を検索することが可能です。
また、条件の絞り込みの際、「免許」を細かく設定できるのもポイントです。
一般的な求人サイトであれば「地域/雇用形態/職種」で絞り込むのが普通ですが、このサイトでは「普通/中型/大型(特殊)/玉掛け/移動式クレーン」など、”免許”で絞り込みをすることができます。
第6位:ブルル
引用:ブルル
- サイトURL:https://www.bruru.jp/
スマートフォン専用サイトも用意されており、月間7万人以上のアクセスを獲得しているサイトです。
全国規模での求人掲載はもちろんのこと、多くのドライバーが集まるコンテンツを数多く配信していることもポイントの一つです。
会員登録が必要ではありますが、登録は無料でできますので、サイトを見て回って関心を持てれば登録しておいて損はないかと思います。
第7位:ノルワークス
引用:ノルワークス
- サイトURL:https://noru-works.jp/
会員登録数12万人以上、取引企業数7,000社以上の実績があり、年間53万人以上のドライバーが閲覧している求人サイトです。
「トラックドライバー/バス運転手/配送・配達/送迎・観光/運転なし/現場仕事」など、様々な職種の仕事があり、絞り込み条件も豊富に用意されています。
第8位:Driver Career
- サイトURL:https://joblogi.jp/
物流業界に特化した就職・転職支援サービスで、専任の転職アドバイザーが仕事探しを無料でサポートしてくれます。
月間登録者数は1,000名以上であり、キャリアアドバイザーが1名ごとに面談を実施してくれるので、ミスマッチが少ないことが特徴に挙げられます。
第9位:ジョブコンプラスD
引用:ジョブコンプラスD
会員登録者数は1万以上で、ドライバーに特化した様々なプロモーション展開をしていることが特徴に挙げられます。
また、ドライバーのニーズに合わせて検索軸が細分化されており、幅広い職種の中から求めている条件の仕事を見つけやすいのもポイントです。
第10位:ドライバーズワーク
引用:ドライバーズワーク
最後は、タクシードライバー専門の求人サイトである「ドライバーズワーク」です。
タクシーやハイヤーなどの運転手の求人のみが掲載されており、非公開求人も多数用意されています。
また「タクシーコラム」として、タクシー業界に関する初心者向けのコラムが掲載されていたり、「転職成功ガイド」として転職に役立つ情報も掲載されています。
尚、このサイトはタクシードライバー専門ですが、別に「トラックドライバー専門のサイト」も併設されています。
まとめ
コロナによる打撃を受けているとはいえ、“物流”は人々の生活を支える重要なものです。
だからこそ運送に関する仕事は、今後もなくなることはありません。
現在は、資格こそ必須ではありますが、未経験からでも応募できる求人は数多く存在します。
そして、企業によっては「資格取得支援制度」を設けているところもあり、働きながら新たな資格を取得し、キャリアアップを目指すことも可能です。
職種も多様にありますので、興味がある方は是非色々なサイトを見て回って、知見を広げてみてください。