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「運転手」とは厳密にどういう人のことを指す?”運転士”や”操縦士”との違いについても解説!

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「運転手」と聞くと、何をイメージするでしょうか。

基本は、“自動車の運転を行う人”のことを頭に思い浮かべると思います。

確かにその通りなのですが、厳密には少し意味合いが異なります。

そして、名前が違うことからもわかる通り、「運転手」「運転士」「操縦士」も、その意味合いは違います。

今回は、「運転手・運転士・操縦士とはどういう人のことを指すのか?」という点に焦点を当てて、詳しくご紹介していきたいと思います。

「運転手」とは?


運転手とは、確かに「自動車の運転を行う人」のことを指す意味でも使われます。

ただ、厳密には「自動車の運転を職業とする人」のことを指しているのです。

これは、「ドライバー」「プロドライバー」と呼ばれることもあります。

例えば、以下のような職業が挙げられます。

◆「タクシー運転手」
◆「バス運転手」←ただし、運転士と呼ばれる場合もある
◆トラックの運転手
◆トレーラーの運転手 など

基本的には、企業や個人に雇われて、乗用車を運転する仕事のことを指しています。

尚、それぞれで必要な資格も異なります。

例えば、タクシードライバーであれば「普通自動車免許」が必要となりますし、トラックドライバーであれば「中型or大型運転免許」などが必要となる場合がある……などです。

これは、運転する車の種類によって変わってきますので、詳細は各項目で詳しくご紹介していきたいと思います。

「運転士」とは?


運転手が「車(乗用車)」を生業とする人のことを指す言葉だったのに対し、「運転士」「鉄道・バス・機械などを職業として運転操縦する人」のことを指します。

いわゆる「技術者」に分類されるのです。

「運転手」「運転士」の違いを挙げるとすると、「運転をする」「(運転)操縦」をするかでしょうか。

また、運転手の場合はそれほど大人数の人を乗せることはありませんが、運転士の場合はバスや電車など“多くの人を乗せ・運ぶ”という役割があります。

もちろん、運転士も運転する乗り物によって、必要となる資格(免許)は大きく異なります。

鉄道だけでみても、

◆「蒸気機関車(蒸気機関車運転免許)」
◆「電車(電気車運転免許)」
◆「気動車・ディーゼル機関車(内燃車運転免許)」
◆「新幹線(新幹線電気車運転免許)」

など、運転操縦する乗り物によって、必要な資格が変わってきます。

「操縦士」とは?


最後は、「操縦士」です。

これは、「船舶」「航空」「宇宙船」などを操縦する人のことを指します。

“船舶=船”であり(小型も含む)、「小型船舶操縦士免許」など、運転するためには特定の資格を必要とします。

“航空=飛行機など”であり、当然こちらも運転する航空機によって必要となる資格は異なります。
(定期運送用操縦士・事業用操縦士・准定期運送用操縦士・自家用操縦士など)

最後に「宇宙船」ですが、これは「宇宙期の中で、特に人が乗ることを想定しているもの」のことを言います。

「有人宇宙機」とも呼ばれます。

宇宙船と聞くとアニメや映画の世界のものをイメージする人もいるかもしれませんが、「スペースシャトル」と聞けばリアルなイメージも湧きやすいのではないでしょうか。

当然ながら、この宇宙船(有人宇宙機)を操縦するためには、特殊な資格だけでなく特殊な訓練を積む必要があります。

まとめ

◆「運転手」
◆「運転士」
◆「操縦士」

何かを“運転・操縦する”という点では同じ意味合いに聞こえますが、それぞれで内容は大きく異なります。

そして、もちろんそれぞれで必要な免許も異なり、その種類も多岐に渡ります。

今回は、大まかなご紹介のみとなりますが、改めて専用の記事にて細やかな詳細をご紹介していけたらと思います。

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