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「キャリアカー」ってなに?特徴・種類・必要な免許について解説します!

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“トラックが車を積んで公道を走っている”のを見たことがある人は多いのではないでしょうか。

あのトラックは「キャリアカー(積載車)」と呼ばれるもので、自動車などを運搬する際に使用します。

実は、これにはいくつか種類が存在し、それぞれで必要な免許も異なります。

今回は、この「キャリアカー」について、詳しくご紹介をしていきたいと思います。

「キャリアカー」ってなに?

概要


これは、「積載車」「車両運搬車」とも呼ばれており、“車両運搬用の固定設備があるトラック”のことをいいます。

また、「カーキャリア」「カートランスポーター」と呼ばれることもあります。

そして、“積載車”ということから分かる通り、自動車・二輪車・小型トラックなどを運搬することができます。

どんな場面で役に立つのか?

“車=運転すればいい”ということから、「なぜキャリアカーを使って車を運ぶ必要があるの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

キャリアカーを使用する場面・利点は、以下のようなものが挙げられます。

①「新車」「中古車」を目的地まで運ぶ
②”車検”が切れていたり、”事故車”や”道路交通法違反となる車”を運ぶ
③多くの車を一度に運んだ方が、”人件費”を削減できる

特に、①と③は密接な関係があり、キャリアカーを使用するメリットとして非常に重要です。

というのも、「新車・中古車は、使用するたびに車としての価値が下がる」からです。

そのため、販売前に車を走らせることは基本的にせず、走行距離をのばしたくない新車を販売店などに運搬したり・中古車オークション会場から販売店などに中古車を運搬する際に使用されることとなります。

また、車を1台ずつ運ぶとなれば“車1台につきドライバーが1人必要”となってしまい、当然ながら「人件費」がかさんでしまいます。

キャリアカーを使用すれば一度に複数台の車を運べるため、人件費の削減となるのです。

加えて、キャリカーにクレーンを架装すれば、運転できない車(車検切れ・事故車など)の引き取りにも対応することができるというわけです。

キャリカーの種類について


キャリアカーと一言でいっても、その種類は「車を何台運べるか?」によって分けられています。

大別すると、以下の3つが挙げられます。

①「ローダー」
②「単車」
③「トレーラータイプ」

この項目にて、それぞれの特長についてご紹介をしていきます。

「ローダー」

こちらは、2tトラックがベースとなっており、“積載台数1台”のキャリアカーとなります。

別名「トランポ」と呼ばれることもあります。

積載台数が1台のみですが、

◆自動車整備工場
◆カーディーラー
◆レーシングカー

などの幅広い用途の輸送で使用されており、キャリアカーの中でももっとも使用されているタイプとなります。

「単車」

こちらは上記よりも多くの車を積むことができ、積載台数は“2台~5台”となります。

単車のサイズが大型であり、2段式(上段・下段)となっていることが多いのが特徴で、こちらも幅広い用途で使用されています。

「トレーラータイプ」

こちらは、上記2つよりもさらに大型のキャリカーであり、トレーラーも2段式で構成されています。

形状はさまざまであり、「軽自動車やワゴン車を積載するタイプ」「6~8台積載できるタイプ」などがあります。

ちなみに、トレーラーは最大全長が道路交通法によって定められており、基本は“19m以内”かつ“積載台数6台”となっています。

しかし、構造改革特別区域を申請した以下の地域では、全長が“21m以内”かつ“積載台数8台”が可能となっています。

●岩手県
●宮城県
●静岡県
●愛知県
●福岡県

一部地域では最大積載台数が異なるため、注意が必要です。

タイプもさまざまに存在する

種類に加え、車両の制裁台数によってさまざまなタイプが存在します。

主なタイプでいうと、以下の2つでしょうか。

◆2段式
◆クレーン付き

2段式は上記でも記載した通り、上段と下段にそれぞれ車両を積載できるタイプのことです。

単車やトレーラータイプで2段式が利用されており、「荷台には坂道が付けられたタイプ」「トラックを直接持ち上げることで荷台を斜めに傾けさせるタイプ」などが存在します。

ちなみに、単車タイプであっても2台しか車両を積まない場合は、上段を外して下段のみで利用されることもあります。

そしてクレーン付きですが、このタイプの最大の特長は「クレーンから直接積載することができる」という点が挙げられます。

大型から小型までさまざまなサイズが存在します。

必要な「免許」について


上記の通り、キャリアカーにはさまざまな種類があり、サイズも幅もそれぞれで異なります。

大きさが変われば、当然必要となる免許も異なります。

この項目にて、「ローダー」「単車」「トレーラータイプ」に必要な免許について、ご紹介していきたいと思います。

「ローダー」に必要な免許について

こちらは、“2tトラック”をベースにしていることから「普通自動車免許」を所持していれば、運転することが可能です。

ローダーが日本でもっとも活躍している理由の一つは、「普通自動車免許だけでも運転できる」という点が挙げられるかと思います。

「単車」に必要な免許について

こちらは、“大型トラック”がベースとなっているため、普通自動車免許では運転することはできません。

運転するためには、「大型自動車免許」が必要となります。

大型免許を取得する方法は、以下の3つです。

◆教習所に通う
◆合宿での取得
◆運転免許試験所で一発試験に合格する

基本的には、教習所で勉強した後に試験に臨むのが良いかと思います。

というのも教習所での取得であっても、約30時間の技能教習が必要(目安は10日~15日)であり、免許取得の合格難度が非常に高いからです。
(一発合格の場合、合格率は5%ほどといわれている)

費用こそ20万円~35万円程度かかりはしますが、しっかり勉強をしたのちに試験に臨んだ方が、結果として費用を抑えることができるかと思います。

「トレーラータイプ」に必要な免許について

トレーラータイプを運転するために必要な免許は、以下の2つです。

◆「大型自動車免許」
◆「牽引(けんいん)免許」

トレーラーは“運転席に荷台が連結されたトレーラータイプのキャリアカー”のことです。

そして「牽引免許」とは「自走しない車両総重量が750キログラムを超える車を牽引するときに必要な免許」のことで、これがなければトレーラータイプを運転することはできないのです。

尚、牽引免許には以下の種類があり、免許は「自動車教習所に通う」もしくは「運転免許試験場で取得する」それぞれで取得することができます。

◆牽引免許(第一種免許)
◆牽引二種免許
◆牽引小型トレーラー限定免許

この免許の取得するのであれば、基本的には“車両重量の限定がない”「牽引免許(第一種免許)」が一番オススメです。

免許取得条件は、「普通免許」「大型免許」「大型特殊」のいずれかを取得している必要があります。

ただし、こちらも大型免許と同じく試験難度はなかなかに高くなっています。

教習所に通う際の費用は“10万円~15万円ほど”といわれており決して安くはありませんが、一発合格を狙うのは非常に難しいため、基本的には教習所で取得することをオススメします。

余談ですが、普通自動車免許は“満18歳以上”から取得可能ですが、大型免許の場合は“満21歳以上”からとなります。

一部の免許取得には年齢制限があるため、「免許を取得したい!」と考えている人は、念のため年齢制限には注意(確認)しておきましょう。

まとめ

以上が「キャリアカー」についてのご紹介となります。

種類はさまざまに存在し、免許によって運転できる種類も異なります。

もし「キャリアカーのドライバーになりたい!」と考えている人は、「どんな種類のものを運転したいのか?」を明確にし、「そのために必要な免許はなにか?」をしっかりと把握することが大切です。

でないと、キャリアカーのドライバーになろうとしても「必要な免許がない!」なんてことにもなりかねません。

また、試験は“運転免許試験場で一発合格を狙う”ことも可能ではありますが、合格率が非常に低く、知識や技術がないまま一発合格を狙うことは無謀としか言えません。

基本的には「教習所で合格を目指す」ことが一般的となるため、「自分が通う教習所では、どのくらいの費用が発生するのか?」もしっかり把握しておいた方がいいかと思います。

尚、今回は「キャリアカー」の特徴や種類に焦点を当ててご紹介しましたが、次回の記事では「キャリアカードライバーの働き方」についてご紹介していきたいと思います。

また、当社では関連サイトとして、「ドライバー」に関する採用サイトも取り扱っております。

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