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【タクシー業界の働き方】「昼勤」の特徴、メリット・デメリットについて解説します!

この記事は約4分で読めます。

タクシードライバーの勤務形態には、以下のように複数の種類が存在します。

◆「昼勤」
◆「夜勤」
◆「隔日勤務」

隔日勤務の詳細については、以前に別の記事でご紹介しましたので、以下を参照ください。

勤務形態が違うと、働く時間帯が変わることはもちろん、お給料(稼ぎ)にも違いが生じます。

そのため、「これからタクシードライバーになりたい」と考えている人は、応募する会社を決める前に、まず“勤務形態”について理解しておくことが大切と言えるのです。

今回は、タクシー業界の勤務形態の一つ、「昼勤」の特徴、メリット・デメリットについてご紹介をしたいと思います。

「昼勤」とは?

特徴について


「昼勤」とはその名の通り、「日中に勤務する人」のことを指します。

これは一般のサラリーマンと近い時間帯で働く勤務形態ですが、大まかには“7:00くらいに出勤して、18:00くらいに退社する”という流れが基本となるかと思います。

ただ、出庫する前に「車の点検+点呼」を受ける必要があり、帰庫後は「納金・洗車」などを行うため、多少時間が前後することもあります。

また、労働時間は日勤の場合“原則13時間以内”と定められています。

これは、点検・洗車・休憩などの時間も含まれます。

昼勤の「メリット」とは?

最大の特徴は「生活リズムを整えやすい」という点にあります。

例えば、以下のような方が昼勤に向いているかと思います。

◆小さな子供がいる
◆家族の介護をしなくてはいけない
◆家庭のこと(家事など)をやらなくてはいけない
◆夜間に働くことに抵抗がある

端的に言うなら「夜は働きたくない」という人……、特に女性に向いている勤務形態と言えるかもしれません。

家族との時間も合わせやすいので、「家族との時間を大切にしたい!」という人にも向いている勤務形態と言えるでしょう。

昼勤の「デメリットとは?」

これは、大きく以下の2つが挙げられます。

①「稼ぎにくい」
②「土日祝の出勤が多くなる可能性がある」

まず①ですが、タクシーの単価というのは、昼よりも夜の方が高くなります。

しかも、日中はなかなかタクシー利用者も少なく、特に長距離の配送の機会はあまりありません。

つまり、総じて「稼ぎにくい」のです。

タクシー業界の給料は「歩合制」となることも多いため、人によっては希望する収入を得られない可能性があると言えるでしょう。

そして、上記に関連するものとして②が挙げられます。

記載の通り、昼間……特に平日の昼間はなかなか思った通りの稼ぎを得られない場合が多いです。

しかし、土日祝であれば平日に比べれば利用者の数は増えます。

そのため、平日に公休を取り、土日祝に出勤する人も多いのです。

そうなると、休みが家族の都合と合わず、すれ違い気味になってしまう可能性もあるかもしれません。

まとめ

以上が、昼勤の特徴・メリット・デメリットとなります。

上記でもお伝えした通り、タクシー業界の給与は「歩合制」であることが多いため、収入を得るためには「多くの利用者(お客様)を目的地に送り届ける必要がある」となります。

そのため、日中のみで確実かつ安定した収入を得るのは少し難しいかもしれません。

ただ、不足する生活費を別の形で補える人であれば、「昼勤で十分」という場合もあります。

例えば、家族の別の人が十分な稼ぎを得ている場合や家庭との両立を行いたい方、もしくは年金で生活をしている方などです。

または、“歩合制ではなく、固定給として給与が支払われる場合”も挙げられるでしょうか。

大切なのは、“何を重視したいか?”です。

稼ぎを重視するなら別の勤務形態の方がいいでしょう。

しかし、「稼ぎよりも家族や自分の時間を大切にしたい」「老後の小遣い稼ぎをしたい」などの場合は、昼勤でもある程度の収入は得られるかもしれません。

自分に合った働き方ができるのも、タクシードライバーの利点の一つと言えるかと思います。

尚、ここまでに何度かお伝えした通り、タクシー業界は「歩合制」を取っていることが多く、また「隔日勤務」を採用している企業が多いのも確かです。

固定給を支払う場合、歩合の割合が低くなる可能性が高いですし、昼勤のみの採用というのも探さなければなかなか見つけることができないかもしれません。

ただ、全くない訳ではありませんので、気になる方は求人情報をいろいろと調べてみてください。

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